1日、確定申告を進めた日。
朝はゆっくり目覚めた。一昨日の取材の疲れがまだ残っているのだろう。9日間盛りだくさんのスケジュールで四国を一周したPAPERSKYのクルーには頭が下がる。しかし、あんな取材スタイルもいいものだなあ。テーマに合う人を選び、彼らから情報を得てスポットを巡っていく、まさにルーカスが描くethnd travel(ethno=土着の)。そこに住んではいないけれど、人と地域にリスペクトがあって協力していてもすごく楽しかった。つくづく編集長で本は決まるんやなと感じた。
確定申告は3回目だから大体何をすればいいかわかる。だから、一年分のレシートをイチからこのタイミングで整理するという無謀にみえることにも不安やハラハラ感はない。ずーっと「あぁ、やらなきゃ」と苦しさに似た思いを抱えていた過去はしんどい作業だったけど、今日は淡々と数字を入力し、夜はカフェで集中したから(安定のコメダ)9割くらいは今日終わった感じ。カフェに行く前、確定申告を終えた同級生にばったり会い「確定申告あの状態なん? すごいね笑」と言われ「最終日までに出せばええんやろ?余裕よ」とか答えちゃった意地もあったのかもしれない。1年目だったら私も「すごいね笑」って言っちゃったかもなあ。
ただ、もったいない気もしてる。「出張に行くとやっぱり出費が増えるな」「また服買ってる」「コピー代意外と使ってる…」とその時々のお金の使い方イコール自分の行動や思考を振り返られるタイミングが年に一回というのが。毎日、せめて毎月コツコツやっているといい振り返りになるんだろうな…と考えるのも3回目。YONを作りだす前から小さな旅を繰り返して(=お金を使って)いるものの、今はYONのお金、仲間にも関わるお金にもたずさわっているから、そこらへんもっと自分で掴んでおきたい。
お昼は、先週末に松山のパン屋さんで買ったパンを焼いてピーナツバターとバナナ、シナモン。これでやる気を出した。小麦が大好きだけど、私は炭水化物の代謝があまり良くない体質。小麦にはたくさん農薬が使われているものも少なくないし、近々小麦断ちの生活にもチャレンジして自分の身体や感覚がどうなるかも知りたい。魅惑的なパンを「少しずつ食べよう」と買っても一気に食べ尽くしてしまうのは目に見えてる…
郵便局の道すがらに見つけた乙女椿が可愛かった。