月曜日の飛騨高山でのミーティングに備え、ワンクッション関西へ移動。
6:30伊予西条発、12:52ハービス梅田到着、カフェでいっぷく。
中津のムーンライトギア大阪店へ2年ぶりに行く。パランテのJoeyを背負い、めちゃくちゃいいザックーと惹かれ、吉谷さんと色々と話す。2月は丸ごと、全店休んで、雪山で遊びを開拓するんだって。そのチームの姿勢すごいかっこいいよね。
そこから、太陽の塔の内部へ行くことに。
岡本太郎が大好きな割には中に入る機会がこれまで作れなくて。500円で、内部をスマホで撮る権利を購入。
生命の樹を生で見て涙が出た。人間なにやってるんだろうね。
大学生の頃に当時の彼氏と訪れて以来? いや大阪での社会人時代来たっけな? まあそんな調子の万博記念公園。最近は高速を走ってて「今、左に見える!」というタイミングでしか太陽の塔のお目にかかれてなかったので、ひさびさだった。
太陽の塔が好きだし、岡本太郎が好きだ。夢に邁進していた専門学校と大学のWスクール時代に『自分の中に毒を持て』の「安全な道と危険な道があったら、危険な方を選べ。そのほうが、いのちが開くから」といった彼の言葉に魂を射抜かれ、今に繋がっている。折に触れてこの言葉を思い出す。自分自身と対峙し、運命を切り開いていきたい。そう21歳の私は直感的に思って、好きなことで生きてくって決めたんだよね、よくやった!と思う(その後もいろいろありますが)。
こうやったら食えないかもしれない、もう一方の道は誰でもが選ぶ、ちゃんと食えることが保証された安全な道だ。それなら迷うことはないはずだ。もし食うことだけを考えるなら。
そうじゃないから迷うんだ。危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。ほんとうはそっちに進みたいんだ。
だから、そっちに進むべきだ。ぼくはいつでも、あれかこれかという場合、これは自分にとってマイナスだな、危険だなと思う方を選ぶことにしている。
誰だって人間は弱いし、自分が大事だから、逃げたがる。頭で考えて、いい方を選ぼうなんて思ってたら、何とかかんとか理屈をつけて安全な方に行ってしまうものなのだ。
かまわないから、こっちに行ったら駄目だ、と思う方に賭ける。
『自分の中に毒を持て』より
モノレールと阪急電車を乗り継いで京都へ。
山と道 京都に顔を出す。
道中、わんころみたいに小学生くらいの男の子がキャッキャと走ってことごとく同じ角で曲がる。なぜ。彼とそのお父さんに追い越される時、「行き先一緒ですね!」と私の山と道キャップを見て言われ、なるほど! と店までをともにした。お父さんが商品を選んでいる間、私はその子(1年生だった)の話し相手になって、仲良くなったから別れ際はちょっと寂しくて、山と道にしてはでかすぎる声で「ありがとー!」とお見送りをしてしまった。
閉店後はジョージさんにビールをご馳走になったり、みんなとデスクワークしたり、食事にいって大笑いしたりと束の間の時間を過ごさせてもらった。メンバーのひとりとは誕生日が同じとわかり、一緒に祝ってもらった漢字。
京都はずっと住みたいくらい大好きだし、仲間たちがいるほうが、居場所のように感じやすい。この出張の帰りにも京都に寄れたらいいなぁと狙ってる。翌日は、岐阜だ。