京都暮らしを3月25日に始めて、2週間が経った。京都のここまでの感想を漢字一文字にすると、間違いなく「桜」。
「いい時期に来たね」「今最高やなあ」と必ず言ってもらえるし、観光客じゃなく暮らす目線になるといっそう京都に住まう人たちの桜(春というよりうやっぱり桜)を喜ぶ気持ちが同じ目線からひしひしと伝わってくる。観光だけでなく、暮らしも、街も、人の意識も、京都の大気全体が桜を中心に回ってる、そんな気になるほど、街中に桜が咲き誇り、マインドに影響を与えている。そんな感じ。
鴨川や高野川などの川沿いには、寝転んだり、集まったり、ただぼーっとしたりして桜を愛でる人が当たり前にいて、「いいですよね、私もおんなじ気持ちですよーーー!」と皆にエアハグをする日々。借りている家も川が近く、先週から毎日のように桜が見られて幸せだ。見る行為にとどまらず、桜を通じて京都の人たちと喜びを共有できるのが、実は嬉しいのかも。
本当は1日1日まめに出来事や感情の機微を綴りたいと思ってた。今こそ書きどき!なんやけど、毎日を過ごすのにいっぱいで、振り返ったり整えたりする時間をどうしても取れなかった。やらなきゃいけない用事や仕事たちが完了してなかったというのも要因。けど、今日「あーもう、今日やっちゃおう!」と色々とかたづけ、モヤモヤをだいぶ晴らすことができたので日記を書いている。なんて、わかりやすいんだ。先延ばしはほんと体によくないね。
京都では、山に登ったり、美味しいご飯を食べたり、ライブに行ったり、花見をしたり、仕事が中心だし疲れて家で寝てる日もあるけど、やってみたかったことをやっている。ただ、どこかなにかが足りない、何かもっとすべきことがあるような気がする。