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2023年12月25日(月)

メリークリスマス!なこの日は、前日のまさかの高松1.5往復がこたえて、日曜の半日でやるつもりだった仕事も加えてどっさりとTO DOが。この日締め切りのwebの案件、A4両面のデザイン、ロゴの再提案。

夜は友だちとの集まりがあって、その前に色々現地でやりたいこともあるけど、うーん、と、そちらは後に回した。優先順位をシャッフルするのは上手になったもんだ。なにせ、自分、欲張り、かつ享楽的なもんで、楽しいことを優先しがち。それで、ものすごい集中力を発揮したりもするんですが、綱渡り具合に、アドレナリン出まくりで、時々ぐはーっとなることも。段ボールのゴミも道の駅のステーションに捨てて、洗濯もパッキングもして、YONの納品もして、ちょっとやるじゃん。

クロスポイントでは、中学2年生の聡明な男の子に「信念は何ですか?あ、新年じゃなくて。笑」と聞かれた。学校の宿題らしい。大人に聞いてまわってた。

私は、ちょっと考えて「機嫌よく」。と答えた。「あんね、これって深いんよ。私にとって、笑っておれたり、自分ややりよることにウキウキしとるかって、そーとー大事なって気づいて。正しいとおもてやりよることの中には、機嫌ええ状態でできんこともある。学生のうちはそういうことをやることも大事なんじゃけど、大人はやることを自分で決めれる。しんどいこととか向いてないことを真面目にやったより、機嫌よく好きなことを積極的にしよる方が成長もにもなるって気づいたし。あと、今日明日だけじゃなくって、未来の日々も、瞬間瞬間がウキウキ楽しくおれるように、できる準備をしとくこと」

みたいに答えた。店主の一平さんに「一平さんはなんてゆったん?」というと、「同じような感じよ!『楽しく』って」。そのこころは、私と共通したところがあったけど、とっても一平さんらしくていいなと思った。尊敬する人は、シンプルだ。

自分の機嫌を取れるのはいいこと、みたいな風潮がここ数年特に言われるようになったと思う。私は、この結論には2014年に至った。ボロボロになって地元に帰ってきた年。自分がいい状態ってどんなときか、どうなると危険で、何をするとどうなって、どういう心の状態でいられるといいか、それから3年間くらいは自分の取説作りにとにかく必死だった。暗闇の底を実感したあの頃にはもう戻りたくなかったから。

こういう話は、いつかどこかにまとめられたらなと思っている。身を以て体験した苦しみと挫折、自分を取り戻していき、人の痛みが少しわかるようになり、少しは自己実現のフェーズへと進めた記録と学びをね。

…と、先日を思い出して書いているのですが、書かなかったとしたらなんとなくなクリスマスとして記憶の彼方へ追いやられたきり、ついには、空白のような日になるのです。

あれだけ毎年鮮明に覚えてたのにね、12/25なんて、小さい頃は。

ー「クリスマスプレゼント何やったー!?」「私はローラーブレード!」「俺はスーファミのソフトの〇〇!」とかって学校で言い合うのがお決まりだったな。小2のクリスマス(1991)は、弟にはスーファミの本体だったのに私にはドラゴンボールのRPGのソフトやって(ぜんぜんおもんないし欲しいとも思ってなかった。そもそもドラゴンボールでRPGってなんなんだ)「最悪!」って思ったし、悲しいことにあからさまにがっかりして、言っちゃった。そういえば、弟は明確に、私は「なんでも」というサンタさんへのお願いやったんだ。リクエストは明確に、を学んだ口惜しい経験ですよ。

日記を書くことは、夜空に星座を描くよう。もやもやとした青雲のような、何でもない出来事の連続体である1日に、かたちや意味ができる。後付けでもこじつけでもいいんよ。そうやって人間は歴史を描いてきたんだからね。

クロスポイントは石鎚の麓。

くるりのジャケットみたいな空。

寒風山にも雪が降っていた。ヨーロッパのほんまもんのアルプスってどうなってるんだろう。

その後は、面白いメンバーでのごはん会。主人のもてなしが一つ一つ美しい、幸せな空間でした。感謝。

今日の一曲

登山に大ハマりし出したころ、貪るように観ていたチャンネル。特にこれは曲も好きだった。まだ新田あいさんが「山ガール」の雰囲気。今や人気ブランドokaraの新田さん。とっても美しい方でした。