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2021年12月22日(金)

今日の日記は音声入力で書いてきます。

12/23 8:32

今は小豆島に向けて車を走らせているところ。

今日は13時から小豆島で、19時から高松で私たちが作った雑誌『YON』のトークイベントがあります。話すのは、カメラマンの宮脇慎太郎さんと編集長の私です。

資料を完成させられてないのですが、まぁ何とかなるでしょう、ということでひとまず車で1時間半かかる高松に出発しました。

山から昇る朝日がすごいまぶしくてきれいです。なんか冬はねぇ、8時くらいに新居浜の赤石山系の方の山から日が昇ります。

山が高いからですかね。昔自分の街から初日の出を取ろうとして結構早めに田んぼの真ん中に行ったんやけど、上がってきたのがそれぐらいの時間でした。意外とおっそ。みたいな

音声入力、ちょっと気を許して話し言葉で話すと入力ミスがやっぱり増える。「これ、まちがってませんか?」みたいな青い破線のアンダーラインがテキストに引かれるようになった。でも「引かれてます」っていうのも「惹かれてます」って最初に入力してたのに、文脈から判断して速攻訂正が入りました。君、めっちゃ偉いな。

今は西条市の渦井川沿いの土手を走っています。これから伊予西条インターチェンジより松山自動車道に入って高速道路を走ります。

この高速道路に行くまでの道って、何かこれからちょっと遠くに行くぞ!っていう感じがして、ワクワクしてテンションが上がって好きです。心持ちが変わると違ったように見えますね。

昨日は大寒波が日本中にきたね。

海側をのぞむ
この格好でも寒かった

西条の街は、瀬戸内海沿岸で普段から乾燥して晴れてたのですが、高知県の友達がお野菜の配達してるところ、家から外を見た写真や動画を見るとすごい雪。高知はねえ南国のイメージだけど内陸は寒いし降水量ダントツやから、雪降るよね、これは大変そう。

今日向かう高松までの道は、凍結などもなく大丈夫そうです。

はーい、今から高速に入ります。高速道路入り口「EXPWY」と書いてある、うふふ。エクスプレス・ウェイなんか。うふふとは普段言わないけど、音声入力やけん、いよんよ。

昨日はそんなわけで寒かったし、なんか寝不足が続いて頭痛くて温泉に行ってきました。実家から1番近い椿温泉小松っていうところ。ここは、私が今走ってる高速道路のサービスエリアのハイウェイオアシス内にあるから見晴らしがとても良いところが気に入っています。

いつも結構空いててゆったり入れるところや一応サウナもあるところもいいです。地元のおばあちゃんたちがよく入りに来るね。おばちゃんたちの世間話を聞きながら、ゆったりお湯に使ったり、サウナで汗を流したりしました。いいね。流しましたが促しました。に聞こえたかったんだけど、すぐにその訂正したよ。精度が上がってるね。

iPhoneも本も何も持たず、ゆっくりお風呂の時間はいろんな考え事ができました。今年の事、やりたいこと、今日のイベントとか近々のこと。いろんな方向に思考が飛び散るのですが、そうなりながらもゆっくり考えれた時間やったわ。

帰りは冬の服を取りに実家へ。実家には母1人。まぁ猫と暮らしてるか。猫のてんちゃんはこたつの中で寝てました。

奥には愛媛の民芸品姫だるま 笑

帰ってすぐ、母方の祖父母と父親にお線香をあげます。家のお仏壇は押し入れをそのまま使っていて、すごくゆったりとおおらかなディスプレイ。前買っていた猫と祖母の写真はあるのに、父とじいちゃんの写真はなかったりとか 笑 深い意味はなく。テレビの部屋にあるので、アメちゃんとか果物とか置いてあったり。私はいつもそこから一個二個食べちゃうん。

写真の話になったので、同じ部屋の違う場所に飾ってある、古い写真に手が伸びました。

春吉じいちゃんは後ろの列の右から2番目

じいちゃんが結婚する前の20代。戦争に行く前、1940年ごろかな?

「じいちゃんが一番男前やねー」

「ほうじゃねぇ、かっこよかったねぇ。おじいはんは人力車の車夫をしよったらしいよ」

「この人は今大阪におって」

「この2人が、戦争で死んでしもたんよね」

後列左の2人。一番下の兄弟。彼らは太平洋戦争でセンチ 停止…(戦死ってあんまり使わないから誤変換されるのね、予測変換上位に物騒なワードが出ない世界を祈ってます)

まだ少年やぞ

浅吉さんと、重吉さんの写真。引き延ばされて、額装されて家の棚に置いてあったのが子ども心に少し怖かった記憶があります。でも、今見るとまだ少年のようなかわいらしさが残った表情。生きてたらどんな人生を歩んだだろう。とにかく戦争は絶対しちゃいけないとだけ思った。

実家の本棚。思わず読み耽りそうになった。今ブルータスでは本棚の特集が最新号で。

今の家に持ってってるから歯抜け

ミーハーで、浅いかもしれない。けど、本棚は、若い私の「知りたい」「持っておきたい」歴史のアーカイブで、その奥には、少しでも早く成長したい切実さもあれば、デザインやお料理、創作や知識への好奇心もあった。あと家や収納系が多いのは憧れからやね。笑

おしゃれじゃないし、恥ずかしい本棚。自己啓発本もめちゃ買ったしね。切実さの現れかもしれない。100以上処分したけど、まぁそんな恥ずかしくも誇らしい私の人生かな。

最近は電子書籍を読むことが多くなりました。横尾忠則は所有して本をほとんど読まないかわりに、匂いを嗅いだり、質量を感じたりするそう。所有しないと無理なんやって。それも自分の血肉になるとも思うから、これからも本棚を育てていきたい。

山の上石鎚スキー場の光に冬思うチャリ通学路

音声入力っていいね。考えながらアウトプットができる。めちゃ書いたかも。

タイピングするのに干渉されないのがいいのかなと。あと車から見る景色が常に流れていってるのもいいのかもしれません。もうちょっと普段の話す言葉で話したいのですが、iPhoneの認識してくれなくなりそうなので標準語でしゃべってます。結構さぁ、私の中で方言でしゃべる方が自分らしくおれる気がしていいんだけどなぁ。まぁ私の話すことがもう西条弁と関西弁とが混ざってちょっと気持ち悪いかもしれないけどこれも私の言葉のアーカイブの結果です。しゃーないね。

ではそろそろ車で音楽も聞きたいので、音声入力日記は終わります。

今皆さんご覧になった文章は音声入力を少し読みやすく、最低限手直ししたものです。

今日もありがとう。

冬至の翌日、日が長くなってくのがうれしいね。

今日も楽しもうね。終わり!