ブログ

2023年12月15日(金)

4時起きで7時の松山羽田の飛行機に乗り、東京経由で栃木県那須塩原市へ。のつづき。

この出張は山と道の「ミートアップ」という交流会的なプログラムの取材のため。ミートアップ自体は16日午前中なので早めに前入りし、山と道HLC北関東のアンバサダーめぐりんと合流して軽くハイキングすることになっていました。

まずは、山と道スタッフのキムと合流。新製品のAll-Weather Alpha Jacket似合ってるやん。山で試してみるらしい。

仕事し放題の車両を予約しといてくれた!東北新幹線はなんかゆったりもしてて快適。打ち合わせして、仕事して、あっという間に移動終わり。キム、降車ギリッギリまでパソコンしてて笑ってしまった。出張多く旅慣れてる。

めぐりんと合流し、那須岳へ。主峰が茶臼岳の連山。火山で、硫黄のガスがあちらこちらから出ている。ということは温泉もたくさんで、周りには那須七湯はじめとした名湯がめちゃくちゃある

こちらは朝日岳。急峻で赤くてかっこいい

北西の斜面からは、雲海!新潟や会津の方も見え、東北を感じる。見えると、やはり行きたくなる。山と街を繋いで歩いてみたい。どこまでも続いてる感じ。陸地がでかいな〜と思う、四国人。海外の大陸なんてさらに陸続きだから、育まれる精神性は全く違うのも当然やろう。

天気の嬉しい誤算も。ずっと雨や曇り、真っ白でも仕方ないなと思ってただけに、嬉しい。時折青空も。那須岳ではおなじみの爆風も浴びられてラッキー。

めぐりんの解説聞きながら、無風の居心地よさ、爆風の厳しさ、硫黄の匂いを感じ、雪や、ピンクに灰色、赤や黄色っぽい茶、いろんな色の岩や土を踏みながら周遊した。久々の山、心からエンジョイできた。

ヒートアップ+爆風でちょうど良さそう

下山後は、「鹿の湯」へ。1930年前に発見された日本で32番目に古い温泉とのこと。キムが「僕の一番好きな温泉です。めっちゃプリミティブなんですよ!」と言ってて、楽しみにしてた。

お湯の温度は男湯MAX48℃。女湯では46℃。41、42.5、44、46℃と浴槽が分かれてて好きなところに入れる。ここのルールに従いかかり湯をし、湯船へポチャン!

「はぁーーーーーー!」

4時起き登山の身体が生き返る。硫黄たっぷりの成分で芯からあったまり、手先はじんじんびりびり。42〜44℃あたりに何度か浸かる。お湯は白く濁ってる。硫黄のガスが濃くて、横になると危険ですって書いてあるほど…。源泉を大事にシンプルに作ってる、なるほどプリミティブ。

鹿を追いかけると、鹿が傷を癒していて発見となったという、鹿の湯。少し前に痛めたところもみるみる回復する感覚がした。なんか痛みが減ってたもの。お湯から出てもしばらく自分から硫黄の匂い。大体いつも山と温泉はセットだけど、那須岳→鹿の湯は私的にも日本一かもしれん。

夜もいい夜だった。こうやって各地のローカルを知ることが私のいい仕事にマジでつながる。楽しみと仕事がリンクしている。

めぐりん、ありがとう!